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昭和ノスタルジー~もう見られない懐かしい光景

かつて「コインスナック」というものがあった。
 
筆者の記憶によれば旭川に初めて24時間営業のコンビニエンスストアが出来たのは恐らく中学生位の頃、つまり昭和58年前後だったと思う。良く憶えているのは5条本通りの佐久間病院の隣(今は確か鍵屋さんか何か)にあったのと、あと3条に1軒、イトーヨーカ堂の近くに1軒、都合3軒が「サンチェーン」の名前で営業を開始したのだったと思う。その後「サンチェーン」はローソンと名を変え、やがてセブンイレブンも出店を始めてからのコンビニの隆盛は皆さんよくご存じのとおりである。
 ではコンビニ出店以前、夜中に急にひもじい思いをした人々は朝まで待つしかなかったのかというと、さにあらず。かつて「コインスナック」というものがあったのである。
 若い人には「なんのこっちゃ」であろうが、要するに建物の中に食べ物の自動販売機(必ずあるのが、そばやうどん)があって、24時間営業しているのである。
 当時筆者は子供だったので夜中に出入りすることはなかったが(夏休み前に学校から配られる「休み中の心得」的なプリントにも「コインスナックに出入りしないこと」と書いてあったものである)昼間、友達と遊んでいるときに何か買いに入ったことはある。
 思い出深いのは、中学生の頃、友達と遊んでいて、ちょっと小腹が減ったので末広のコインスナック(40号線と環状線が交差するところにあった。ずいぶん前に廃業したが建物は廃墟状態で、かなりしばらく残っていたのでご存じの方も多いのでは)に入ったときのこと。友人の一人である「やっち」(「やすのり」なので「やっち」)がチーズバーガーという表示に目を引かれ自販機にコインを投入。出てきたその「チーズバーガー」はハンバーガーのパンの間に薄いスライスチーズをはさんだだけの代物であった。
 その場にいた一同、「バーガー」の要素、全然、ねーじゃねーか!と大爆笑したのを憶えている。
 もっともコインスナックがなくなってしまったのは旭川の話で、ちょっとネットで調べてみても日本全国には魅力的なところがあるようである。当然わが北海道にもあるようなので、いつか機会があればコインスナックめぐりなんてのも楽しそうである。
 それにしてもコンビニが無くしてしまった貴重な光景は少なくない。エロ本の自販機なども非常に味のあるものだった。筆者が中学時代に自販機で買ったエロ本は・・・あっ、紙面が尽きてしまったようなのでこの話は別の機会に。

写真1キャプション:9条通7丁目。水道局のはす向かい。ここに昔コインスナックがあった。
蜀咏悄・疎_convert_201210091310182


写真2キャプション:40号線と環状線が交差するところ。長らく廃墟状態で非常に見苦しかったが今は建物も撤去されている。
CSconvert_20121009133241.jpg

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2012.10.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | まち歩き

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ターメリックマン

Author:ターメリックマン
 旭川市の中心部にほど近い、常磐公園界隈で育った快男児。
 知新小、常盤中と進んだ「地元」への思いはそれなりに持っている。
「知っている人にしか共感を得られない」微妙な感覚と、スパイスの効いた「毒」をお届けしよう。
<守備範囲>
80年代B級アイドル、80年代洋画、昭和のテレビ時代劇、昭和プロレス、80年代洋楽
<好きなもの>酒 
<嫌いなもの>老いぼれ、ガキ、ペット

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