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サフラン身辺雑記~懐かしの昭和販促グッズと北海道グルメ  

      “思いもかけない物が不意に見つかる”というのは日常でたまにあること。
 先日、食器棚の奥からこんな物が出てきた。

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写真1:「リボンオレンジ:グラス」

 グラスには「リボンオレンジ」とある。リボン○○とはリボンシトロン、リボンナポリンなどを展開するポッカサッポロの商品だという事は想像に難くない。
 ポッカサッポロの歴史をネットで少し紐解いてみると、シトロンの発売は1909年、そしてナポリンの発売は1911年でともに100年以上の歴史があることが分った。
 写真1のグラスだが、描かれているのは故・手塚治虫先生の不朽の名作「鉄腕アトム」でアトムの妹の“ウランちゃん”であるのは明らか。これまたネットで調べてみると、昭和の時代に系列のサッポロビールが「マンガグラス」と銘打ち、リボンシトロン、リボンオレンジの販促用に作成した非売品のようである。画像を見てみると、シトロンの方はアトムの絵が描かれていて、そちらも良く憶えている。
 たしか筆者が小学生の頃なので、昭和50年代の中頃に実家にあったものである。
 読者の皆さんのなかには「シトロンと対ならナポリンなのでは・・・」と思う方もいらっしゃるのでは。
 実は筆者もそう思ったのだが(子どもの頃は意識しなかったが)、調べてみると、ナポリンは北海道限定商品であり、全国的な販促グッズには選ばれなかったようである。
 問題はそんな古いものがなぜ今の筆者の自宅アパートの食器棚の中にあったか。筆者が実家を出て朝日地区で一人暮らしを始めたのが平成3年の春。その時、実家から持ち出した荷物のなかの一つだったのである。
 以来、結婚したとき、そして子どもが小学校に上がるときの2回、引っ越しをして現在に至るのだが、その時々の荷物に入っていて、だが筆者はその存在を全く忘れていたのだった。
 さて、道具は使うためにあるわけで、当然このグラスにも何か飲み物を入れてみたい。
 もちろん一番ふさわしいのはリボンオレンジ。それ自体は今もポッカサッポロの商品ラインナップにあるようだが、どうも(少なくとも旭川では)スーパーやコンビニなどの店頭には並んでいないようだ。代わり、というわけではないが、親しみのあるこの商品にしてみる。

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写真2:「リボンナポリン」

 やはり北海道民にはリボンナポリンである。マスコットキャラクターであるリボンちゃんがかわいらしい。ちなみにリボンちゃんの誕生は1957(昭和32)年である。

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写真3:「リボンナポリン・グラスに注いだ之図」

 グラスに氷を入れナポリンを注いで飲んでみる。同じポッカサッポロの北海道限定商品である“ガラナ”にも通じる、やや甘ったるい口当たりが心地よい。残念な事に本日(6月27日)は少し寒いのだが、真夏の30度を超えるような暑さの元なら最高である。
 このグラスを使うのはこれが最後にして、大事に保存しておきたいと思う。
 リボンナポリンと同じ“北海道限定グルメ”つながりで、昼食にいただくのはこちら。

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写真4:「やきっぺ」

 ホンコンやきそばと並ぶ“二大・北海道袋やきそば”である“やきっぺ”。
 「“ホンコン”か“やきっぺ”のどちらか?」は北海道民、永遠のテーマだが、筆者はどちらも大好物。

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写真5:「やきっぺ・器に盛った之図」

 ホンコンとの大きな違いは、ホンコンは麺に最初からソースがついているが、やきっぺは別添えの液体ソースを仕上げのときに麺に合わせること。あと麺の量が、やきっぺの方がやや多い(やきっぺが93グラム。ホンコンが84グラム)。
 一口いただいてみると・・・“やき弁”に定評のあるマルちゃんならではの、スパイシーなソースが特徴的。
 麺も“もちっとした”食感で、具材を工夫すれば夕食にも十分いけると思う。美味しく平らげた事をご報告する次第。
 やきっぺには姉妹商品の“からっぺ”というのがあり、当ブログでも何年か前にご紹介したのだが、久しく食べていないので、今度店頭で見つけたら、これもまたいただいてみたいと思う。

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2020.06.28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出のグルメ

サフラン焼きめし紀行~末広のスーパー内で町中華

久しぶりの焼きめし紀行。今回訪れたのはこちらの施設。

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写真1:「スーパー・ダイイチ 末広店」

 筆者の自宅から自転車で10分くらい、末広1条にあるスーパー・ダイイチ末広店。赤い外装が目を引く。後述するように結構古い建物だが、当時としては珍しい熱線反射ガラスに反射した青空と雲が美しい。
 店内に入り奥まで進むとあるのがこのお店。

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写真2:「美珍楼」
 
 店内の一角にある町中華のお店、美珍楼。ほかの方のブログなどを拝見すると、帯広本店のスーパー・ダイイチが旭川に進出した1977年に、同じ帯広の名店である美珍楼から暖簾分けで出店したそうだ。
  今簡単に「暖簾分けで出店・・・」と書いたが、帯広と旭川は距離があり、気候や市民の気質、つまり風土が異なる。
 そんななか旭川出店を英断した当時のご店主のパイオニア精神には敬意を表する次第である。
 途中一度閉店するもお弟子さんが後を継いで、43年の長きにわたり美味しい中華を提供している。
 筆者が注文したのはもちろんチャーハン。

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写真3:「美珍楼チャーハン」

 テイクアウトで自宅へ持ち帰る。お値段は680円也。
 
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写真4:「器に盛った之図」

 テイクアウト容器では少し味気ないので、器に盛って紅ショウガとスープを付けてみた。
 肝心のチャーハンは流行りの“パラパラ系”ではなく、筆者の好きな“シットリ系”。
 具材は卵とネギ、そしてカニがちらほらと。そう、カニチャーハンである。
 シンプルな具材は料理人の腕が味を左右する。油の風味が良く香り、とても美味しい。
 結構なボリュームがあるが、あっという間に平らげてしまった。
 それにしても1977年とは筆者が知新小に入学した年。当然だがそれから筆者には色んな事があったワケで、その間、この美珍楼はずっと、美味しい料理を提供してきたのである。
 流通団地の青龍軒が閉店してからはや3年。この美珍楼も、ご店主夫婦はご高齢とお見受けするが、こういった町中華のお店はチェーン店などには無い味があり、長く続いて欲しいと願うのである。

2020.06.19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 思い出のグルメ

サフランひとり呑み~6条買物公園でクラフトビールを堪能!

 漫画家のジョージ秋山先生が5月12日に亡くなっていた事が6月1日に公表された。77才だった。
 ジョージ秋山先生と言えばやはり、ビッグコミックオリジナルで44年の長きにわたって連載された「浮浪雲」が思い浮かぶだろう。“雲”に感化されてつい女性に「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」なんて言ってしまった男性もいるのでは。(いないって?)
 また、筆者などの昭和世代では、渡哲也さん主演の実写ドラマも懐かしい。封印作品などに興味のある方なら「アシュラ」が思い浮かぶであろう。
 だが筆者がジョージ秋山先生の作品で真っ先に思い浮かぶのは別な作品である。
 それは「ほらふきドンドン」という作品で、子どもの頃なぜかコミックが1巻、家にあったのである。
 そのお話と言えば、“ドンドン”という、色の浅黒い和尚がひたすら“ホラをふきまくる”というもの。そして華麗にホラが決まったときに「き~もちい~~~!(“気持ち良い”の意味)」と叫ぶのである。
 さすがに現物はもう手元に無いので、興味のある方はネットで検索いただきたい。
 ともあれ、昨年のモンキーパンチ先生に続き、漫画界はまた偉大なる先達を失った。
 ジョージ秋山先生のご冥福を心からお祈りする次第である。
 さて、話は変わって、買物公園の3条以北の衰退が言われてもう久しい。
 だがかえって7条界隈の方が、若い経営者を中心に知恵をしぼって盛り上がっているような印象を筆者は持つ。(経営者ご家族が福島から来られた「ジャパチーズ」は筆者的ナンバーワン・ソフトクリームだし、カフェ「コンテナ」は奥さんと子どものお気に入りのお店である。)
 今回ご紹介するのは、そんな買物公園6条に開店したこちらのお店。


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写真1:「フリーハウス ザ イースト」

 6条通8丁目、むかし須貝ビルがあった土地の斜め向かいに開店したクラフトビールのお店(ちなみに“イースト”は“東”ではなく“YEAST”で酵母のこと。)。
 クラフトビールのお店と聞けば“支持政党ビール党”の筆者としては行かないワケにはいくまい。
6月6日(土)、休日出勤のあとに訪れてみた。

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写真2:「フリーハウス・店内」

 綺麗な店内でカウンターの立ち飲み席とテーブル席が二つ。
 クラフトビールの品揃えは10品。お値段は(サイズが二種類あって)650円~1200円。初めての人ならテイスティングセット(3種類1200円、4種類1500円)がオススメかもしれない。
 筆者の注文はこちら。

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写真3:「オリジナルビール&サルサチップ」

 まずはお店のオリジナルビールである「ティマタンガ」。合わせる“アテ”はサルサチップ・600円也。
 オリジナルビールはペールエールらしい優しい味わい。サルサチップがとても良く合う。
 この日、切り盛りしていたのは愛知県と栃木県出身という若い男性二人。主に接客してくださったのは栃木出身の方だったが、この人が若いのにとてもビールに詳しい。
 先客は若い男性と女性一人ずつだったが、筆者が居たわずかな間にも3組のお客さんが来店。みな、買物公園のニューカマーを歓迎しているのだろう。
 一息つくと店内をゆっくりと見渡す余裕が出来る。

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写真4:「大きな冷蔵庫」

 クラフトだけでなく、各種の缶・ビンビールも充実している。ふと見ると二階席もあるようだ(筆者が帰る直前に来た7人の団体さんは二階に案内されていた)。
 さて、オリジナルビールはあっという間に飲み干し、サルサチップはまだ残っている。続いて頼んだのはこちら。

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写真5:「箕面ビール・スタウト」

 気分を変えて今度は黒ビール。大阪府は箕面市の醸造所で作られる「箕面ビール・スタウト」。ボディが厚くしっかりとした味で、こちらもとても美味しい。外は天気が良く、仕事終わりの、とても気持ちの良い時を過ごせる。
 最後にアメリカはポートランドのビールをいただいて、30分と少しで(近いうちにまた来ると予感、いや、確信し)お店を後にする。
定休日は月曜日。営業時間は火~金は昼と夕~夜。土日は昼~夜の通しで、LOは午後10時位との由。
今度来るときはそう、休みの日にバスで中心地に来て、まずは旭鉱泉湯・8条プレジャーのサウナでたくさん汗をかき、5分ほど歩いてここに来てクラフトビールを堪能する、というのが最高である。
 今日は北海道護国神社・例大祭の最終日。例年ならこのあと、常磐公園の露店に河岸を変えているところだが、おとなしくバスで帰宅する。コロナ禍の収束を心から願う毎日である。

2020.06.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出のグルメ

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プロフィール

ターメリックマン

Author:ターメリックマン
 旭川市の中心部にほど近い、常磐公園界隈で育った快男児。
 知新小、常盤中と進んだ「地元」への思いはそれなりに持っている。
「知っている人にしか共感を得られない」微妙な感覚と、スパイスの効いた「毒」をお届けしよう。
<守備範囲>
80年代B級アイドル、80年代洋画、昭和のテレビ時代劇、昭和プロレス、80年代洋楽
<好きなもの>酒 
<嫌いなもの>老いぼれ、ガキ、ペット

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