fc2ブログ

サフラン銭湯紀行~オスパーふたたび

先日、放送された“アメトーーク!2時間スペシャル”をご覧になっただろうか?
 その中に「絵心ない芸人」というのがあり、これは雨上がり決死隊・蛍原やチュートリアル・徳井ら“絵心の無い芸人”のヘタな絵をイジリ倒す、という人気企画である。
 筆者も楽しく見たのだが、番組に出ていた芸人たちを“真の絵心ない芸人”とすることは「ちょっと待っておくんなさいよ」と言いたい。
なぜなら筆者たち昭和テレビ世代には、ある一つのコンセンサスが存在するからだ。
それは「絵のヘタなタレントと言えば“ずうとるびの江藤”だ」である。
 これは筆者が敬愛する故・ナンシー関女史が看破したことだが、40代半ばより上の世代の読者にはご共感いただけると思う。実際、“凸凹大学”において江藤が披露していた強烈な絵に比べれば“ホトちゃん”や徳井の絵など可愛いものである。もし次回「絵心ない芸人」を放送することがあれば、ぜひ江藤を名誉顧問としてお招きいただきたいと思う。

 さて、ここから今回のお題。ここ1カ月ほど残業が続いていて少し疲れ気味である。そんなときは大きな風呂にでも入ってリフレッシュするのが一番。訪れたのはこちら。

193-1_convert.jpg
写真1:「オスパー外観」

宮下通16丁目にあるサウナ・オスパーについては前に当ブログでご紹介したところだが、地元フリーペーパーのライナーに500円のクーポン券がついていたのと、前回のレポートでは(スマートフォンの調子が悪く)写真があまりご紹介できなかったため再レポートする次第である。

193-2_convert.jpg
写真2:「主浴槽」

193-3_convert.jpg
写真3:「寝風呂」

193-4_convert.jpg
写真4:「打たせ湯&薬湯」

193-5_convert.jpg
写真5:「サウナ」

まずはサウナでたっぷりと汗をかき、そのあと寝風呂、打たせ湯、薬湯に入る。特に写真4の(岩風呂の様な)打たせ湯では頭をカラッポにでき、いっとき日常から解放されたような心持ちになれた。写真では切れているが打たせ湯の右に薬湯がある。

193-6_convert.jpg
写真6:「洗い場」

入館時に大小2つのタオルを貸してくれ、洗い場にはシャンプー、ボディソープなど、ひととおり揃っているので、こだわりさえなければ手ぶらで来られるのも魅力だ。
スタッフの手が行き届いているのだろう。施設は古いが綺麗で清潔である。最後は主浴槽でゆっくりとあたたまり、2時間ほど気持ちよく風呂を楽しんで浴室を後にする。

193-7_convert.jpg
写真7;「休憩室」

広い休憩室には漫画もたくさんあるので時間つぶしにも事欠かない。ただひとつ残念なのが、レストランが13時~17時までお休みということ。せめて自販機でも置いてほしいところである。※フロントまで行けば、ビールを含むドリンクを買うことは可能。

193-8_convert.jpg
写真8:「男子仮眠室」

男女仮眠室も完備。休憩スペースは他にリクライニングルームと大広間がある。特にリクライニングルームは6席と少ないものの、1席ごとに小さいテレビがついているのが嬉しいところ。
気になる入館料金は、通常料金が1080円で、お得な“オスパーチケット”だと5枚綴りで3240円(1回あたり648円)、そのほかに1080円の平日ランチプランなどもあるようだ。
また今回初めて知ったのだが、2~6階は宿泊施設である。夏の繁忙期など多くの観光客でにぎわうのだろうか。
レストランのメニューや休憩スペースの充実を考えると、サウナというより“健康ランドのハシリ”といった感じだろうか。また健康ランドやスーパー銭湯と違いあまり混んでいないのが嬉しい。銭湯・サウナ好きの読者の方には是非一度おすすめしたい。

さて、冒頭に故・ナンシー関女史について少し触れたが、彼女が亡くなって今年でもう14年になる。早いものである。そんな彼女が最も嫌ったのは、“芸も能もないタレントがテレビで大物然としたり、ただ遊ぶ様を流すこと”だったが、今もテレビをつけるとそんなシーンばかりである。また、もし今も彼女が健在なら、無限増殖中の“オネエタレント”や“ハーフタレント”の面々もぶった斬ってくれていただろう・・・と思うと本当に残念である。(中には優秀なタレントさんもいるが、そうではない勘違いタレントが多すぎる)
関女史の死後、彼女に並ぶテレビ批評家は出なかったし、今後もまず現れないだろう。

スポンサーサイト



2016.02.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 銭湯紀行

サフラン激辛グルメ~いなば食品・缶カレーレポート~ひき肉のインドカレー・キーマ

 2月も半ばというのに雨が降ったり大雪が降ったりと荒れた天気が続くが皆さんはいかがお過ごしだろうか?筆者は・・・と言えば先週末、なんと自宅アパートの駐車場で車が“あずって”しまった。結局2時間ほどで脱出できたのだがスノーヘルパーなんて使ったのは何年振りだろう。
 北海道の春はまだまだ先のようだ。

 さて、定点観測ネタの一つである、いなば食品の缶入りカレー。今回ご紹介するのはこちら。

192-1_convert.jpg 
写真1:「ひき肉のインドカレー・キーマ」

 いなば食品のHPを見てみると「鶏そぼろ野菜のキーマ風カレーです。ココナッツミルクとトマトペーストを使っているので、まろやかな仕上がりのカレーです。」とある。
「百聞は一食にしかず」(このフレーズ、流行らないだろうか)例によって土曜日の昼食にいただくこととする。

192-2_convert.jpg
写真2:「フタを開けた之図」

192-3_convert.jpg
写真3:「湯煎してご飯に盛った之図」

ご飯に盛ってみると、キーマカレーであると同時に本格的なドライカレー(カレーチャーハンじゃない方)といった感じ。具材は鶏ひき肉とニンジン、玉ネギ。一口食べてみると、最初にトマトの風味が強く感じられ、その後にカレーのスパイシーさが追ってくる。具材のニンジンと玉ネギがとても良く煮込まれていて、その甘みとココナッツミルクがあいまって、HPどおりのまろやかな味わいとなっている。一言で言えばとても“優しい味”だろうか。ただ筆者的には辛さが少し足りないので、これの力を借りることにする。

192-4_convert.jpg
写真4:「SB食品謹製:カレー屋さんのかくし味☆☆☆辛さ自在」

192-5_convert.jpg
写真5:「スティック容器に辛みパウダーが入っている」

写真4と5はS&Bの辛み増強パウダー。筆者宅には欠かせない1品。ちなみにS&Bが「SPICE & HERB(スパイス&ハーブ)の頭と後ろをとったものだと、皆さんご存知だったろうか。

もう少し脱線。“かくし味”のあとに“☆”があるが、これを見るといつも、昔、週刊プレイボーイの新聞広告の写真で女性のバストを隠していた☆マークを思い出してしまうのは筆者だけだろうか。

・・・・・

あまりに下らない話で申し訳ない。気を取り直して缶カレーレポートに戻ろう。
辛さを足すと丁度良くなり、どんどんご飯が進む。あっと言う間に完食してしまった。
缶の表面の「温ったかごはんにかけるだけ」のとおり、これと「サトウのご飯」をストックしておけば緊急時の非常食にも最適であろう。いつもどおり美味しくいただいたことをご報告する。
ただ美味しいのも当然の話か。いなばの缶カレーは、発売当初の“ツナとタイカレー”は100円前後で本格的なアジアンカレーが味わえるのがウリだったが、今回のキーマを含め、直近4回ご紹介したカレー(チキンと香味焙煎カレー(辛口&中辛)、前回のマッサマン)はいずれもスーパーで300円前後。レトルトカレーで言えば結構な高価格帯商品である。いなばさんも“高級”に路線変更したのだろう。
いなばさんのHPをみたところ、今日現在で未紹介商品は、タイとツナカレー・プレミアム!(レッド&グリーン)の二つを残すのみ。買物に行くたびに探しているのだが、まだ見つけられずにいる。入手の暁にはレポートするのでお待ちいただきたい。(目撃情報などあればコメントくださると幸いである。)

さて、冒頭に“あずって”と書いたが皆さん、分かっていただけただろうか。“あずる”とは“車がスタックする”という意味で北海道弁として定着している。
気になったのでネットで調べたところ、もともとは四国の方言なのだそう。実は筆者の父方の先祖が香川県からの入植者なのである。遠く暖かい四国からやってきたご先祖も、上川地方の厳しい冬に「あずった」など言っていたのだろうか・・・なんて想像してみるとちょっと面白い気がした。

2016.02.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出のグルメ

サフランまち歩き~堀江淳・中沢けんじジョイントライブ&チーム櫻子・旭川冬まつり降臨!

 1月下旬のある日、仕事帰りドンキホーテに寄った筆者の目に、あるポスターが止まった。

191-1_convert.jpg 
写真1:「堀江淳&中沢けんじジョイントライブinドンキホーテ」

 堀江淳さんのドンキホーテ・ライブは昨年9月6日にも行われ、当ブログでもリポートしたところだが、今回は元H2Oの中沢けんじさんとのジョイントライブで、昭和歌謡曲ファンとしては気になるところ。
 ときは2016年2月7日(日)正午。ところはドンキホーテ旭川店1階特設ステージ。

191-2_convert.jpg 
写真2:「ドンキホーテ1F特設ステージ」

 小さくて見づらく恐縮だが、左が堀江さんで右が中沢さん。お二人は先月末からコンサートツアーで道内を廻られている。昨夜、帯広から旭川入りし、今日のこのライブで短いツアーは終了とのこと。
 H2Oは83年にアニメ「みゆき」のテーマ曲「想い出がいっぱい」が大ヒット。今でもBGMなどに使われることが多いので若い読者もご存じなのでは。♪大人の階段の~ぼる~~♪の“あの曲”である。中沢さんのMCによると今は教科書にも載っているのだそう。写真2の観客席の最前列に高校生とおぼしきギャルが写り込んでいるが、あの娘も教科書でH2Oを知ったのだろうか。
 ライブの先陣をきるのは中沢さん。26才でデビューし昨年35周年の記念アルバムを発表したとのこと。つまり61才になるのだが全然そうは見えない。やはり人に見られる仕事をする人は若いのだろう。MCがとても面白く、有吉反省会(良くは知らないがそんなTV番組があるのだろう)に出演した際、“なにかといえば想い出がいっぱいに頼りすぎ“を反省すべし、ということで「想い出けんじ」と名付けられた、というエピソードに爆笑してしまった。3曲歌い、うち1曲が「想い出がいっぱい」。これがヒットしたとき筆者は中学生。ついその頃を思い出してしまう。中沢さんの次が堀江さん。堀江さんは昨年、この同じ場所で歌ったこともあり、とてもリラックスして見えた。堀江さんもまた、メモリーグラスと童謡1曲(堀江さんは昨年、童謡をフィーチャーしたアルバムを発表している)を含む計3曲を歌った。ご自慢のハイトーンは健在で会場は大いに盛り上る。そして最後に二人のデュオ1曲で最後。二人の掛け合いは漫才の様に面白く、中沢さんがこのツアーの初日の前日、アレルギーがあると分かっているにも関わらずエビを食べて、案の定体調を壊したことに対しての堀江さんの「あなたが“大人の階段”を登りなさい!」などのツッコミにも爆笑してしまった。
 このお二人、殆ど同期のようなもので、中沢さんが昨年、堀江さんが今年デビュー35周年なのだそう。1時間弱のライブは笑いあり歌ありであっという間に時間が過ぎ去った。筆者はコンサートというものに殆ど行かないのだが、たまにプロの歌を間近に聞くとホントに良いものだなと思ってしまう。※このお二人による“想い出がいっぱい”を聞けるかと期待したのだが、やはりそこはこだわりがあるのだろう。

 さて、同じ日の午後3時。ところを変えて今度は石狩川河川敷、旭川冬まつり会場。
 
191-3_convert.jpg 
写真3:「“チーム櫻子”の面々」

 前に当ブログでもご紹介した、旭川を舞台にしたアニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の監督と声優陣によるスペシャルトークショーが旭川冬まつり会場で行われた。筆者も毎週楽しみに見ていたので、訪れた次第。
 
191-4_convert.jpg
写真4:「道新記事の写真」

写真3はあまりにも人物が見づらいので翌日の道新から写真を拝借。左から加藤誠監督、以下、声優陣は伊藤静さん(九条櫻子)、榎木淳弥さん(館脇正太郎)今村彩夏さん(鴻上百合子)。※カッコ内は役名
 
191-5_convert.jpg
写真5:「上から撮った写真」

あいにくの天気にもかかわらず会場は多くのファンの熱気で充たされていた。MCの女性によると、道外からも多くのファンが集まったのだそうだ。
まず声優陣の皆さんが役のイメージとピッタリなのに驚く。特に今村彩夏さんなど“まんま鴻上さん”である。トークショーはアニメの裏話や、声優陣がキャラクターの声で名ゼリフを言ってくれるなど大盛りあがりだった。(伊藤静さんの「さあっ、謎を解こうじゃないか!」が出た時は会場にどよめきが起こった)“チーム櫻子”の楽しいトークは時間を忘れさせ、あっという間に30分が過ぎ去った。

191-6_convert.jpg
写真6:「九条櫻子・キメのポーズ『さあっ、謎をとこうじゃないか!』」

ところでファンにとって一番の関心事は「セカンドシーズンはあるのか?」であろう。声優陣の皆さんは「やりたい!」と言っていたが、監督さんのインタビューに“やりきった感”がにじみ出ていたので、微妙なところか。ただ昨年のアニメは深夜枠で、しかも放送前に紹介したのは(筆者の知る限り)グラフ旭川誌のみ。(地元誌のH経済がとりあげたのは放送終了間近だった)市民の認知度が低く、見た人もそう多くはなかったのではないだろうか。今後再放送などにより多くの市民が知ることになり、やがて“櫻子フィーバー”が起ってセカンドシーズン製作の機運が高まったら・・・筆者はそうなって欲しいと思っている。
 今回のトークショーで一つ残念だったのが原作者の太田紫織さんがいらっしゃらなかったこと。確か事前の告知では太田さんも来られるはずで、筆者はとても楽しみにしていたのである。道新によると、お子さんがインフルエンザにかかって急きょ来られなくなったとのこと。いつか今後、太田さんのお話が聞ける機会があれば、と願っている。

191-7_convert.jpg
写真7:「あさっぴ~と櫻子さん・コラボクリアファイル」

191-8_convert.jpg
写真8:「西武でのアニメ・スチール画展」

写真8は西武A~B館連絡通路でのアニメ・スチール画展。しばらくやるようなので、中心地に訪れた際は是非寄られることをお薦めしたい。

2016.02.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | まち歩き

サフラン読書日記~思い出のマンガに再会!「キンドコング」

 前に当ブログで、子供のころ、故・水木しげる先生の「実在の“欽ちゃん”こと萩本欽一氏が巨大化する」というマンガを読んだ、という話を書いた。
 大人になってからもう一度読みたくなり、ずっと探していたのだが中々見つからないでいた。だが最近、現在刊行中の全集に収録されている事が分かったのである。マンガファン、水木ファンのみならず、興味のある方もおられるかと思うので、ちょっとご紹介したい。

190-1_convert.jpg
写真1:「表紙」

 思い出のマンガのタイトルは「キンドコング」だった。

190-2_convert.jpg
写真2:「視聴者からのハガキの中におかしなハガキが・・・」

 「欽ちゃんのドンとやってみよう!」の収録中、視聴者からのハガキに、おかしなものが混じっていた。文字は書いてあるのに、欽ちゃんが読もうとすると消えてしまうのである。

190-3_convert.jpg
写真3:「ハガキから煙が出ると欽ちゃんが・・・」

 怒った欽ちゃんがそのハガキを踏みつけると、ハガキからモクモクと煙が吹き上がる。煙を吸った欽ちゃんは、ナント!どんどんと巨大化してしまうのである。

190-4_convert.jpg
写真4:「ビルに腰かけ途方にくれる欽ちゃん」

 マスコミにより欽ちゃんは“キンドコング”と名付けられる。当の欽ちゃんは「俺はもうテレビにも出れないし家にも住めないや」と途方にくれる。
 イライラする欽ちゃんをなだめるため、警官が「今一番欲しいものは?」と聞くと「俺が一番欲しいのはパンツだよ」との答え。かくして欽ちゃんのために世界最大のパンツが作られることとなった。

190-5_convert.jpg
写真5:「モグラコング出現!」

 ちょうどその時、大地を揺るがす大地震があり、地下から巨大モグラが出現する。それは地下にたまった公害の毒素により巨大化した“モグラコング”だった。自衛隊が出動するも、モグラコングは自衛隊の攻撃を全て跳ね返してしまう。人々はパニックに陥り、東京のまちは蹂躙されてしまう。

190-6_convert.jpg
写真6:「閣僚会議」

 急きょ閣僚による対策会議が開かれる。当時の首相はF田首相。この時はまさか、めでたくご子息が親子二代の首相になるも、無責任に政権を投げ出した挙句、会見で記者に向かって「あなたとは違うんです!」などという迷言(アホ発言か)をのたまうとは夢にも思わなかったろう。ちなみに官房長官はのちの“アーウー・O平首相”であろう。(昭和世代じゃないと分からないお話で申し訳ない!)
 閑話休題(それはさておき)、「原爆を落とせ」などという乱暴な意見がある中、F田首相が下した結論は“モグラコングに対抗するにはキンドコングしかない”というものだった。だが、欽ちゃんはモグラが大嫌い。欽ちゃんを説得するため白羽の矢が立ったのは、この人だった。

190-7_convert.jpg
写真7:「欽ちゃんを説得する坂上二郎さん」

 欽ちゃんを説得するのはやはり二郎さんしかいない。はじめは嫌がる欽ちゃんだったが、モグラコングが自宅の上で昼寝していて奥さんの命が危ない、と聞いては放っておけない。遂にモグラコングとの対決を決意する。二郎さんはヘリコプターからモグラコング攻略のアドバイスをすることとなった。

190-8_convert.jpg
写真8:「キンドコングVSモグラコング」

 戦いは“しれつ”を極めた。最初はモグラコングの毒ガスで劣勢に立つ欽ちゃんだったが、二郎さんのアドバイスもあり、徐々に巻き返してゆく。

190-9_convert.jpg
写真9:「欽ちゃん勝利之図」

 死闘の末、モグラコングを倒した欽ちゃん。これで東京の安全は守られた。F田首相からは「欽ドン賞!」
ちなみに例のハガキの正体は、化けダヌキが姿を変えたものだった。化けダヌキがいつも寝ている神社の護符をハガキの代わりに使った不届き者がいたのでちょっと懲らしめたとの由。人間が化けダヌキのことを重んじることを約束に、キンドコングはもとの“欽ちゃん”にもどり、これまでと変わらずお茶の間に笑いを届けるのだった。

とまぁ、こんなお話だった。“欽ちゃん巨大化”のインパクトのせいか、モグラコングとの死闘のくだりはあまり覚えていなかった。
初出は1977年1月13日発行「パワァコミック」第1号。知らない雑誌だが、出版社が「双葉社」なので大人向けのマンガ雑誌なのだろう。タイトルの「キンドコング」はもちろん、当時人気を博していたフジテレビ系「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(略して欽ドン)と、当時公開されて話題となったアメリカ映画「キングコング」の“もじり”から着想を得たのだろう。また、モグラコングが生まれた原因が公害の毒素、というのも世相を反映して興味深い。
ところで筆者は欽ちゃんの、というよりコント55号の全盛期を知らない。シュールでエキセントリックな笑いと、舞台いっぱいを走り回る二人の動きが、とても斬新だったと聞いている。また「裏番組をぶっとばせ!」の野球拳が社会現象となった、等もネタで知っているだけ。「8時だよ!全員集合」がDVD化されるなど昭和の笑いに関心が寄せられる昨今、コント55号もぜひ映像化されないかと願っている。

2016.02.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書

«  | ホーム |  »

プロフィール

ターメリックマン

Author:ターメリックマン
 旭川市の中心部にほど近い、常磐公園界隈で育った快男児。
 知新小、常盤中と進んだ「地元」への思いはそれなりに持っている。
「知っている人にしか共感を得られない」微妙な感覚と、スパイスの効いた「毒」をお届けしよう。
<守備範囲>
80年代B級アイドル、80年代洋画、昭和のテレビ時代劇、昭和プロレス、80年代洋楽
<好きなもの>酒 
<嫌いなもの>老いぼれ、ガキ、ペット

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR