fc2ブログ

サフラン身辺雑記~ごろごろ・どうぶつしょうぎ

前回、姪っ子が遊びに来た事を書いたが、今回もその流れで。
「アナ雪を見たい」と言うのでDVDをレンタルしにツタヤに連れて行った時、興味を示していたのでついでに買ってあげたもの。筆者は知らなかったが読者の皆さんはご存じだろうか?

写真1:ごろごろ・どうぶつしょうぎ
118-1_convert_20140825135851.jpg

写真2:盤にコマを並べたところ
118-2_convert_20140825135950.jpg

女流棋士が子どもに関心を持ってもらおうと、将棋の「王」や「金」などの漢字を子どもが好きな動物のイラストに置き換え、さらにコマの種類を大幅に減らし、マス目も5×6に簡略化したものである。関連商品として、もっと簡単な3×4マスの「どうぶつしょうぎ」や、本将棋と同じ9×9マスの「おおきな森のどうぶつしょうぎ」がある。

写真3:ネコのコマ(「天狗の軍手」みたいなネーミングだ。(^^;))
118-3_convert_20140825171550.jpg

先述のとおりコマは漢字ではなく動物のかわいいイラスト。そして各コマの端には、それが進めるマスが赤点で示されている。将棋を知っている人ならお分かりと思うが、写真3のネコの動きは銀と同じである。(他のコマはライオン=王、犬=金、ひよこ=歩)
基本的なルールは将棋と同じく王様を詰む(逃げ場をなくす)ことが目的で、かつ“二ひよこ”などの禁じ手や、ひよこやネコが相手陣地に行くと“成る”事が出来るのも将棋同様である。
家に帰って早速、姪っ子とやってみると、これが結構面白い。
なにしろ盤が狭いのとコマの数が少ないため、序盤のコマの取り合いから終盤の詰めまでが非常に早い。そして基本的に金と銀しか無いため、非常にシンプルに“王を追い詰める将棋の醍醐味”が楽しめるのである。
おとなげなく小2相手に完勝してしまった。筆者は女・子どもに容赦ないのである。

さて、話は本当の将棋の方へ。
近年、電王戦と銘打ちコンピューターと人間の対決が行われている事や、最近は人間の方が劣勢であることを報道などでご存じの方も多いと思う。
ちなみに将棋とほぼ同じゲームであるチェス(本当は少し、というか結構違うのだが、話を簡略化するため、あえてこう書く)では90年代初頭にディープ・ブルーというソフトが当時のチャンピオンを破っている。だが奪った駒が使える将棋はチェスよりも遥かに複雑であり、コンピューターが人間に勝つのは難しいとされてきた。
ところが近年の電王戦では、コンピューターが人間の、しかもプロ棋士に勝つ様になって来たのである。
5~6段棋士が敗れているうちは、まだ将棋界も余裕があったが、最近はA級棋士、9段棋士が破れている。
将棋に詳しくない読者にも分かり易く書くと、実はもう“羽生”や“森内”、“渡辺”クラスが出て行かないと納まらない状況にあるのである。(“羽生善治”の名前すら知らない、という日本人は、そうは居ないだろう)
そんな中、日本将棋連盟のホームページを見ると、今週末(2014年8月29日・金)に、電王戦について記者発表がある、と言うのだ。
内容は恐らく、次期電王戦のカード発表と思われる。そして多くの将棋ファンの関心は先述の羽生、森内、渡辺の参戦があるか、に尽きる。
もちろん、それらタイトルフォルダーは将棋界の至宝である。万が一敗れる事があれば、将棋界が受けるダメージは計り知れない。まだ羽生ら3人の参戦は見送られるのでは、というのが大勢の見方だろう。
だが、と筆者は思う。機械というのは弱くなることがなく、人間と違って疲労を感じる事も無い。チェス同様、いつしか人間が敗れる日が来る事は必然ではないだろうか。
対戦を避けるよりも、例えば羽生、森内、渡辺連合軍VSコンピュータ・ソフト軍団などの対決は、将棋ファンにとってワクワクするものがある。
そして、人間界最強の棋士が敗れたとしても、その先に将棋という知的ゲームのさらなる神髄の一端が見えてくるのでは、と思うのだ。
また、先に名前を挙げた三人のうち、羽生、森内は筆者と同じ昭和45年度の生まれである。どんなジャンルであれ、自分と同年代の人の活躍はやはり気になるのである。

そんなワケで今筆者は、将棋連盟の英断を切に望んでいる。

スポンサーサイト



2014.08.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 生活雑感

サフラン激辛グルメ~マスコットフード:印度の味

 週イチを基本とする当ブログも1週、お休みをいただいたのだが、読者の皆さんは良いお盆を過ごされただろうか。
  筆者は、と言えば稚内市から小学2年の姪っ子が遊びに来て、動物園やらサイパル(市立科学館の愛称)、そして今や♪レリゴー♪レリゴー♪♪でプチブーム到来の「雪の美術館」やらに行ったりと、少し疲れ気味である。ちなみにいずれの施設も“10年以上振り”だが久しぶりに“小さい子どもを持つ親の気分”を味わうのも悪く無いものだ。

 さて、今回まずは訂正から。前々回の当ブログで、かつて旭川にあった「チャンピオン」という廉売店の話を書いた。文中でその場所を“1条通11丁目”と書いたところ編集長:マッサマンから「1条通9丁目、旧山田産婦人科の向い辺りでは?」と指摘されていた。正直、30年前の話なので筆者の記憶も曖昧である。早速、1985年の住宅地図で確かめてみた。
 結論から言うとマッサマンが正解。「チャンピオン」があったのは1条通9丁目である。

写真1:「今現在の旧チャンピオン跡。駐車場になっている。画面左の大きな建物が東横イン」
117-1_convert_20140818104831.jpg

 前々回でも書いたが、1条通11丁目近辺に「天狗の軍手」という人を食った名前の卸売店があり、チャンピオンもその近く、という意識があったようだ。ここに訂正する次第である。

 話は本題の「激辛」へ。お手軽カレーと言えばレトルトを想像する方が多いと思うが、瓶詰めカレーペーストにも中々侮れないものがある。今回ご紹介するのはそんな一つ。

117-2_convert_20140818104933.jpg
写真2:「マスコットフード謹製、印度の味:辛口」これ1瓶で2~3人前

117-3_convert.jpg
写真3:「具材と共に約15分煮込んで完成」
 
 はっきり言う。メチャクチャ美味しい!

 一番の特徴は飴色になるまで良く煮込んだタマネギと隠し味のトマト。そしてルー表面に点々と浮かぶスパイスがアクセントを効かせている。そんじょそこらのカレー専門店より美味しいかも知れない。
 本品の最大の特徴は、具材と水を加えて15分煮込むと即できあがり、という手軽さ、ズボラさ加減である。ストックしておいて晩ご飯が決まらない、とか面倒な料理がしたくない、という時にピッタリであろう。ちょっとお高め(1瓶700円位)で、好みの具材とか福神漬けを用意すると一人500円前後になるが、カレー専門店で食べる事を考えると遥かに安上がり。筆者はイオン旭川西モール内のカルディ・コーヒーで入手したが、フィール旭川の地下にもある。だまされたと思って是非一度、お試しされることをお勧めしたい。
 
 今回は休み明けということもあり、異例の「超短編」であったが、次回からは万全を期してBlog道に精進するので、御勘弁を。

2014.08.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出のグルメ

サフラン昭和テレビ紀行~なつかしの昭和特撮ヒーロー

 昔も今も、子どもたちの憧れと言えば円谷プロや東映の特撮ヒーローである。

 そんなヒーローの「人間時」を演じる俳優は、平成以降は、子どもたちよりママたちの関心を引くため若い美男、今風に言えば「イケメン」が優先して選ばれる。そして、その俳優たちの多くがヒーロー後も引き続き、芸能界のスターとして活躍している。中でも活躍が目立つのは、やはり仮面ライダー・クウガのオダギリジョーさんだろう。
 そんなワケで今や“ヒーローを演じる”という事は若いタレントにとって一種の登竜門なのだが、昭和ヒーローたちはと言うと、結構色々、苦労していたように思う。

 昭和ヒーローを演じた俳優陣の中での成功例は、ドラマ、映画で演技派として活躍するウルトラマン・タロウ:篠田三郎さんだろうか。他にもスカイライダー:村上弘明さんやウルトラマン80(エイティ):長谷川初範さんも、ヒーローのイメージを払拭して俳優として活躍している。またライダー1号の藤岡弘、さんは天然キャラゆえ、バラエティ番組の人気者、ウルトラセブンの森次晃嗣さんの様に芸能界を引退し、飲食店(神奈川県藤沢市でカフェレストラン)経営で悠々自適、といった人もいる。
 残念な例としてはライダー2号の佐々木さんだが(不注意の火事により役者の命と言える顔に大火傷を負い、一時は自暴自棄になる)今はバーを経営して夜ごと常連客で賑わっているそうだ。またアマゾンライダーの岡崎徹さんのように(まさか本人までアマゾンへ帰った訳ではあるまいが)完全に音信不通、という人も居る。
 
ことほど左様に昭和ヒーロー俳優のその後は様々だが、ただ一人、頑なにヒーローを演じ続ける、というより実人生も合わせて「子どもたちのヒーローであり続ける」という生き方を選択したのが、今回ご紹介する宮内洋さんである。
 筆者を含め40代以上の男子には説明の必要はあるまい。仮面ライダーV3や青レンジャーを始め、数々のヒーローを演じた人である。筆者は子どもの頃、「宇宙刑事ギャバン」が好きで欠かさず見ていたのだが、宮内さんが“宇宙刑事アラン”としてゲスト出演したとき、とても得した気分になったのを憶えている。
 数々のヒーローを演じた宮内さんだが、その作品群の中で少し異色、というかユニークな作品がこれである。

116-1_convert_20140804104921.jpg
写真1:「快傑ズバット・DVDボックス」

 当ブログにもちょくちょく顔を出す、職場の同期の「仏頂面の男」こと通称・エリツィン氏が購入したレアものだ。
 編集長・マッサマンの元を経て、今は筆者が借りて少しずつ見ている。(エリツィン氏は20年以上前、これのVHS全巻も揃えていた。どれだけズバットが好きなのだろうか?)
 作品は1977年、32回にわたり東京12チャンネル(現テレビ東京)で放映されたもの。当時北海道には系列局は無かったがいずれかの局で放送していたのだろう。筆者もオンタイムで見ていた事を憶えている。
 さて、この「ズバット」なのだが、先ほど「異色」と書いたとおり、ちょっと変わっている、というか、なにかこう、「突き抜けた作品」であるのが特徴だ。
 物語は宮内さん演じる私立探偵:早川健が親友の飛鳥五郎を殺害した犯人を捜し各地を放浪、そして飛鳥が研究途中で逝ったのち自らが完成させた「ズバット・スーツ」を装着し、当地の悪玉(そして悪の組織“ダッカー”の地方支部長)を懲らしめるというもの。これだけ聞けば、普通のヒーローものと変わらないのだが・・・大きな特徴的違いがある。
それは、悪役が宇宙人や改造人間、ロボットなどではなく、「生身の悪人」(暴力団の親分とその用心棒・手下達)であることだ。したがって、悪役は光線や爆弾で相手が木っ端微塵にされるのではなく、あくまで「懲らしめられる」だけなのだ。

 物語の基本的なパターンは以下のとおり。

116-2_convert_20140804104957.jpg
写真2:手下どもが悪さをする

まず行った先(主人公は親友の仇を求めて全国を放浪している)で、悪の手下どもが何の罪も無い人たちに悪さをする。

116-3_convert_20140804105042.jpg
写真3:早川健、登場之図

そこへギターを弾きながら早川健が登場。

116-4_convert_20140804105331.jpg
写真4:「日本じゃあ二番目だ」

 一通りザコを片付けるとボスの用心棒が登場。用心棒は居合抜きやナイフ投げなど必ず何かに秀でているのが特徴だ。その用心棒に向かって早川は「○○(用心棒の得意ジャンル)の××(用心棒の名前)、だが日本じゃあ二番目だ」という。用心棒は「二番目だと!?じゃあ一番は誰だ!」と息巻くが、そこで早川は“チッ、チッ、チッ”と(エースのジョーのように)人差し指と中指を振り、帽子の“つば”を上げると写真4のとおり、ニコッと自分を指さす。
 これがこの物語の全話に欠かせないお約束の「決めセリフ」の一つなのである。

 この物語を異色としている一番の魅力がこの、用心棒との対決である。スゴ技を繰り出す用心棒に対し、早川は必ず相手の上を行き、用心棒と手下がひとまず退散、というのが前半の流れ。その対決も居合抜きやナイフ投げなど「いかにも」という物から、“曲ゴマ廻し”や“カクテルシェーカー振り”など「こんな対決アリ!?」という奇抜な物まで様々だ。

116-5_convert_20140804105836.jpg
写真5:「第6話に出てくるレッド・ボア。今では第1級の放送禁止、「イン○ィアン」である!話し方も「オマエ、アタマワルイヒト、」などの「カタコト日本語」であり、本当に70~80年代はおおらかな時代だったものだ。

116-6_convert_20140804105925.jpg
写真6:紅蜘蛛の用心棒・必殺ハスラー。演ずるは当ブログにも良く出てくる、北海道限定有名俳優・日高晤郎さん。当時33才。若ッ!

 色々あって後半、敵につかまるなどピンチに陥るも、何とか脱出していよいよ「どこからともなく」ズバットが登場。

116-7_convert_20140804110001.jpg
写真7:登場時の決めゼリフ「ズバッと参上、ズバッと快傑(解決?)、人呼んでさすらいのヒーロー!快傑ズバーーット!!!」の決めポーズには、今もしびれる。

 このあとは武器であるムチを使って用心棒やボスをボコボコにし、最後は「飛鳥五郎という男を殺したのは貴様か!?」と半殺し状態のボスを問い詰め、「違う!それは俺じゃない!」と、ボスが否定して失神する。

116-8_convert_20140804110048.jpg
写真8:グロッキー状態のボスには、はなむけのカードが。

 全てが終わった頃合いを見計らった様に、早川の知り合いである警視庁の刑事が駆けつけ(物語は全国各県を舞台にしている・・・っぽいのに最後は必ず東京都内のみを管轄とする「警視庁」が来るのはご愛敬)、ボスの体には「この者、極悪殺人犯人」などと書かれた“ズバット・カード”が添えられている。最後はまた放浪の旅に出る早川を助けられた人たちや飛鳥の妹などが「早川さ~~ん!!」と追って終わりである。※ここの下り、西部劇の「シェーン」あたりをイメージしていると思うが、筆者はいつも花王名人劇場「裸の大将・放浪記」の最後で、町を後にする清を町の人々が「山下画伯う~~~~!!」と叫んで追っていくのを思い出してしまう。

 先ほど「異色」と書いたが、演じる宮内さんを含め制作陣全員が、良い意味での「悪ノリ」を楽しんでいる事が功を奏しているのだと思う。ギターを弾きながらの登場などでもお分かりのとおり、早川は過剰に「キザ」なキャラ設定で、他にも頻繁に「ヒューッ」と口笛を吹いたり、シュラッグ(外人がよくやる、小首をかしげて肩をすくめるアレ)したりするのだが、ご本人が楽しんでやっているので全然嫌みにならず、むしろ痛快この上ないのである。
 
※編者注:「快傑ズバット」の原作者は石森章太郎であるが、ここまでの思い切った演出は、「無国籍ヒーロー」として我が国の映画史上に燦然と輝く日活の「渡り鳥シリーズ(小林旭主演)」を意識したからである旨を、ズバットの脚本を書いた長坂秀佳氏が述懐している。

 個性豊かな「快傑ズバット」は、特撮ファンの間では有名な作品で、「昔はこんな面白い特撮ものがあった」という視点からバラエティ等で紹介されることも、最近では珍しくなくなったが、まだまだ「マイナー」であるため、一般には知らない人が多いのは残念だ。

 筆者の拙い文章力では本作の魅力の100万分の1も伝えられない。この面白さを体感するには見て頂くしかない。CSの東映チャンネルでも滅多に放映されないし、ツタヤにもレンタルがあるとは思えないので、エリツィン氏の様にDVDを買うしかないが、その価値は十分にあると思う。筆者やマッサマンは良い友人を持てて幸せである。
 ところで筆者は、子どもの頃、12センチくらいの大きさのズバットの超合金を持っていた。知らないうちに無くなってしまったのだが、保存状態良好で残っていたら、どのくらいの価値があったのだろうと思うと、非常に残念である。

 なお、ズバットは友人・エリツィン氏のイチ押しであるが、筆者的No.1・昭和特撮ヒーロー「星雲仮面・マシンマン」についても機会があれば語って行きたいと思っている。

※次回の更新は1週お休みして再来週の予定。読者の皆さんも良いお盆をお過ごしいただきたい。

2014.08.04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 懐かしの80年代

«  | ホーム |  »

プロフィール

ターメリックマン

Author:ターメリックマン
 旭川市の中心部にほど近い、常磐公園界隈で育った快男児。
 知新小、常盤中と進んだ「地元」への思いはそれなりに持っている。
「知っている人にしか共感を得られない」微妙な感覚と、スパイスの効いた「毒」をお届けしよう。
<守備範囲>
80年代B級アイドル、80年代洋画、昭和のテレビ時代劇、昭和プロレス、80年代洋楽
<好きなもの>酒 
<嫌いなもの>老いぼれ、ガキ、ペット

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR